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hanae zembayashi

洋裁の授業の進め方(大枠)について

最近は初心者さんが洋裁を始めたいということで授業に来られることが多いので、具体的にどのような形でやっているかを数回に分けて紹介することにします。


生徒さんが洋裁の技術を、どのくらいのクオリティで身に着けたいのか? そこが問題になるのですが・・。実にその人によって、それぞれ違うなと感じています。 毎回お話しながらその方が求める精度にあわせて、お教えするようにしています。


他にも書いたように皆さん物づくりそのものに慣れて無いので、まずは出来るだけ少ない受講(3~4回)で服の形になる簡単なものをオススメしてます。やる気なくなりますからね。


服作り作業を分解して説明すると(大枠)、


1作成物計画(デザイン)→2型紙作図→3材料集め(布・芯・副資材買出し)→4布の地直し→5裁断(襟やカフスは別布で)→6仮縫い→7型紙修正→8本裁断・襟や見返し・カフス裁断と芯はりつけ→9縫製→10アイロンで仕上げ


といった流れになります。


よく、先に布買っちゃう人(私です)が居ますが、オススメしません。

大量の布在庫を抱えることになるでしょう。。

分かりますよ、テキスタイルマニアは買っちゃうんですよね。。


そういう場合は仕方が無いので、作りたいデザインにその布を嵌めこむしかありません。 最初の計画の段階で、布が足りなくて出来ないのが判明。ということは良くあるので、そういう場合は布を持参いただけると話が早いです。

次は、実際に生徒さんがやっている作業を順を追って紹介していきたいと思います。





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