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hanae zembayashi

洋裁初心者の授業の進め方4(教室のサンプル服からの展開の場合)

続きの記事です。 身頃と袖をミシンで縫い合わせ、袖付けの縫い代をロックミシンで落とします。

縫い代自体は身頃に倒し、アイロンがけ(ステッチをかける時は、ここでかける)。


次に、脇下を一気にミシンで縫い合わせます。

袖と身頃の脇下の縫い代も一続きでロックミシンがけ。

生徒さんが縫われたところの写真(裏表状態)。


オマケ掲載ですが、サンプルの服はロックミシンを使わないで仕立てているので、下のような状態になります(脇下は裾の部分スリットが入るので、アイロンで割って両側に折り込んでミシンでおさえてある・裏表状態)

あと残す作業は首回りと袖・裾の始末ですが、まずは首回りの始末。


サンプルのようにボートネックにしたくないということだったので、とりあえず裁断の時はめいっぱい縫い代をつけた状態で今まで作業(当然、首回りが小さいので着て見れない)。


先ずは人台(スタン)に代わりに着てもらうと、こんな感じ。

ザクっと寸法測ると、首回り寸法が50cm無いので、メジャー片手にここらへんかな?という希望の襟ぐりのラインを直接描いていきます(アイロンで消えるペンがあるので、そちらを使用)。

大体のラインを引いたらセンターフロントに切り込みを入れて、実際に着てみます。

紳士の方は肩幅があるので、また人台に着せたときと違った感じになりますね。

Tシャツみたいに狭い襟ぐりのデザインにするということで、頭がギリギリ通る衿ぐりにすることに。


襟ぐりの始末は、簡単にバイヤステープで行います。


バイヤステープは、いきなり取り付けようとするとうまくいかないので、縫い付ける前に写真のようにアイロンでカーブをとると綺麗につきます。参考にしてくださいね。


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