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洋裁初心者の授業の進め方5(教室のサンプル服からの展開の場合)

さて、やっと最終章。すっと取り組んでこられたTシャツタイプのトップス。

残す作業は襟ぐりのテープ取りと袖口と裾の始末を残すのみ。


写真撮り忘れてますが、今回衿ぐりの始末は市販のバイヤステープ使用です。

襟ぐりを丈夫にしたい場合は伸び止め芯を縫い代に貼りますが、今回はざっくりとした制作なのでその作業は無し。


前回記事末尾に書いたように、衿まわり寸法を大体合わせてテープをカット。身頃に縫い付ける前に、襟ぐりのカーブに合わせてアイロンでくせとりをします。


こうやって「見返し」状に形作ってから本体に縫い合わせると、身頃のツレが出にくく綺麗に取り付けられます。(写真はサンプルの服)

次に、袖口と裾のまとめです。三つ折りでミシンステッチをかけます(今回脇スリットなし)。

アイロンでおりますが、ちょっとしたコツ。まずは出来上がりに二つ折りでアイロンをかけ、次に中間を折り返し三つ折りにします。


例えば2cmの縫い代の場合、1cm→1cmで折っても、実際は2.2cmぐらい縫い代とられてしまいます(布の厚みでとられる)。ですから、最初に2cmで折り返し、間をとるほうが正確に折り返せます。


そしてミシンをかけ(内側からかけることになるので、表に見えるのは下糸になる)、やっと服完成!

超初心者でも、コツコツ作業して完成しました!お疲れ様です。


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